テディ・ベアの魔法

2000年10月5日
昨日、待ち合わせの場所に行く前に、咄嗟にパソコンのディスプレイの上に置いてあった、テディ・ベアを鞄の中に入れた。初めて会う彼女に、何か形のある「安心」をあげたかったのだ。
その手作りのベアは、以前に友人が作ってくれたもので、愛敬のある顔が気にいっていたものだ。

そのベアが効果を発揮したのは、どうやら彼女に対してだけではなかったのだ。
家に持ち帰られたベアは、彼女の二人の子供たちのアイドルになったらしい。
ここ数日、両親の不仲な場面を見せられ、内心不安だったろう子供たちは、明るい表情のママが持ち帰った「くまさん」に、幸せのかけらを見つけたのかもしれない。

5才になる下のお子さんは、
「これ、ママのあたらしいお友達がくれたんでしょ」
と言い当てたという。

子供はすごい。いろんなことを、ちゃんと見てる。

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