金木犀とカラスの秋
2000年10月11日先週末あたりから、近所の金木犀がつぼみをふくらませはじめた。金木犀は庭木としてかなり好まれるものらしく、うちの周辺のような住宅地では、庭にあるいは玄関そばに植えているところがかなり多い。例にもれず、我が家の庭にも一本ある。
この金木犀、不思議なことにまるで誘い合わせるように、一度期に咲きそろう。ちらちらと葉の間からこぼれる黄色い小花は、日の光をうけるとなるほど金色のかがやきだ。
咲く直前からほのかな香りがして、咲きはじめる時期を教えてくれるのだが、風に乗ってくるせいかなかなか香りの元が見つけられないのも楽しいところだ。いきおい、つられてあちらこちらを歩きたくなる。
そして今は満開。通りいっぱいにあちらこちらの庭から、なんともいえない甘い匂いが飛んでくる。それもあと一週間ほどだろう。一斉に咲いて、一斉に散る。あっという間の、秋の匂い。
金木犀が過ぎたら次は銀杏の葉が黄色くなるだろう。
秋は金色でいっぱいだ。
などと優雅に秋を楽しんでいたら、とんでもないことが起こった。
香りに誘われるのは人間だけではないらしい。もっともこちらは金木犀ではなく、食物のにおいにつられて来るのらしいが、カラスの集団である。
我が家は週に一度生協の配達が来る。個人宅配なので濡れ縁に置いててもらうのだが、これに狙いすまして、カラスがやってきたらしい。
らしい、というのは、大家さんが教えてくれたからだ。
ゴミで満足してればいいものを、このカラス、大家さんの庭の柿もことごとく落としてしまった。
落としてキレイに食べればまだいいのだが(本当はよくない)、食べ散らかすのでとても汚い。迷惑千万。しかもそのまま成っていれば私たちのおやつにもなったのに。許せん。
とはいうものの、元々は人間が食べ残しのゴミを沢山出すから、カラスが増えたんだよなぁ。
なんだかトホホなのである。
この金木犀、不思議なことにまるで誘い合わせるように、一度期に咲きそろう。ちらちらと葉の間からこぼれる黄色い小花は、日の光をうけるとなるほど金色のかがやきだ。
咲く直前からほのかな香りがして、咲きはじめる時期を教えてくれるのだが、風に乗ってくるせいかなかなか香りの元が見つけられないのも楽しいところだ。いきおい、つられてあちらこちらを歩きたくなる。
そして今は満開。通りいっぱいにあちらこちらの庭から、なんともいえない甘い匂いが飛んでくる。それもあと一週間ほどだろう。一斉に咲いて、一斉に散る。あっという間の、秋の匂い。
金木犀が過ぎたら次は銀杏の葉が黄色くなるだろう。
秋は金色でいっぱいだ。
などと優雅に秋を楽しんでいたら、とんでもないことが起こった。
香りに誘われるのは人間だけではないらしい。もっともこちらは金木犀ではなく、食物のにおいにつられて来るのらしいが、カラスの集団である。
我が家は週に一度生協の配達が来る。個人宅配なので濡れ縁に置いててもらうのだが、これに狙いすまして、カラスがやってきたらしい。
らしい、というのは、大家さんが教えてくれたからだ。
ゴミで満足してればいいものを、このカラス、大家さんの庭の柿もことごとく落としてしまった。
落としてキレイに食べればまだいいのだが(本当はよくない)、食べ散らかすのでとても汚い。迷惑千万。しかもそのまま成っていれば私たちのおやつにもなったのに。許せん。
とはいうものの、元々は人間が食べ残しのゴミを沢山出すから、カラスが増えたんだよなぁ。
なんだかトホホなのである。
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