ゆうべの喧騒が嘘のような日曜。
だったらよかったのだが、一晩あけてみると、あちこちに喧騒の跡が。掃除掃除。片づけ片づけ。皿拭き皿拭き。忙しい。

外はちょっと曇ってるけど、悪くない感じ。家の中のことをサーッと済まし、二人で吉祥寺へ出かけることにする。

吉祥寺といえばトムズボックス。
店番はいつものようにおねえさん。おねえさんの名前は京さんという。ミヤコではなく、キョウ。美人で可愛いヒトだ。
京さんは初対面の人にはクールに見えるらしい。でも本当は初めての人には少し緊張するのでそう見えるのだ。顔馴染みの私たちを見ると、にっこり微笑んでくれる。その顔がみたくて度々ここに来る。

「こんにちはー、今日はお二人ですね」
「そーなんです。ゆうべうちで宴会だったんで、今日は息抜き。今度やる時は京さんも来てね」

今月いっぱいは井上洋介さんの個展なので、今日は月の中日の日曜だから洋介さんも来てるかなあと思ったのだけど、いなくてちょっとがっかり。
でもいいことがあった。
連れ合いが、絵を熱心に観ているので声をかけた。
「この中で、どれが一番、すきかな」
「うんー。そだな、コレがいいな」

連れ合いが選んだその絵は、まさしく!私が先日結婚祝にと選んだ絵だったのだ。
どんぴしゃり。その絵は、君の好きな絵だと思っていたのだよ!えへん!やったね!
心の中はピーヒャラドンドンと賑やかなお祭りである。
思わず京さんに目くばせ。

夜はゆうべの宴会材料の残りで、美味しく余韻をいただき、幸せな週末が終わったのでした。

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