ロバの耳ふたたび
2000年10月17日明日とる休みの為に、今日は消化試合のように一日を過ごす。
の、つもりだったのだが、例の相談の彼女からメールが届き、心おだやかではいられなくなった。
彼女は旦那さんの浮気が発覚した時、つわりで苦しむ妊娠三ヶ月の頃だったのだ。旦那さんの言動、行動に心が疲れてしまった時、つわりが止まってしまい、赤ちゃんはもういない気がする…と悩んでいた。
そして、今日メールに、流産してしまったと知らせが書いてあった。
しばらく前に旦那さんと仲直りできて、だいぶ許せる気持ちだったのに、苦しい気持ちが戻ってきてつらいのだという。
相手の女の人に、ひとごろし!って言いたくなっちゃうの、と彼女はいう。
その気持ちは痛いくらいわかるけど、きっと相手に気持ちをぶつけても、心が落ち着くことは決してないだろう。そしてやっぱりそんな自分を責めてしまうだろう。
話を聞くことが私の役目。なんでも話をして。ぶつけたい気持ちも全部話して。
本当の解決にはならないかもしれないけれど、王様の耳はロバの耳、話せる場所があることを思い出して。
夜に、彼女から電話があった。今ホテルにいるという。ちょうど、家の引っ越しと重なって(少し前、新居を購入したのだ)、家の中はゆっくりいられる状態ではないので、部屋をとってもらったという。旦那さんも心配している。当然だ。奥さんの身体のことだし、なによりいなくなった子供は自分の子供なのだから。
あの女の人に今望むことは、私の世界から消えていって欲しい、ただそれだけなの。やっぱり、ひとごろしなんて言うのはやめる、これ以上関わりたくないもの…。
彼女は笑いながらそう話すけど、心はどれだけの血を流してるんだろう。
救いなのは、子供たち。下のお子さんがこう言ったそうだ。
「ボクもうおにいちゃんになれなくなっちゃったんだね…。 でも、ママだいじょうぶだよね? ボクやおにいちゃんがいるから」
そう、君たちがママを愛しているから、ママはきっと大丈夫。
微力ながら、私もママの応援いたしますぞ。
の、つもりだったのだが、例の相談の彼女からメールが届き、心おだやかではいられなくなった。
彼女は旦那さんの浮気が発覚した時、つわりで苦しむ妊娠三ヶ月の頃だったのだ。旦那さんの言動、行動に心が疲れてしまった時、つわりが止まってしまい、赤ちゃんはもういない気がする…と悩んでいた。
そして、今日メールに、流産してしまったと知らせが書いてあった。
しばらく前に旦那さんと仲直りできて、だいぶ許せる気持ちだったのに、苦しい気持ちが戻ってきてつらいのだという。
相手の女の人に、ひとごろし!って言いたくなっちゃうの、と彼女はいう。
その気持ちは痛いくらいわかるけど、きっと相手に気持ちをぶつけても、心が落ち着くことは決してないだろう。そしてやっぱりそんな自分を責めてしまうだろう。
話を聞くことが私の役目。なんでも話をして。ぶつけたい気持ちも全部話して。
本当の解決にはならないかもしれないけれど、王様の耳はロバの耳、話せる場所があることを思い出して。
夜に、彼女から電話があった。今ホテルにいるという。ちょうど、家の引っ越しと重なって(少し前、新居を購入したのだ)、家の中はゆっくりいられる状態ではないので、部屋をとってもらったという。旦那さんも心配している。当然だ。奥さんの身体のことだし、なによりいなくなった子供は自分の子供なのだから。
あの女の人に今望むことは、私の世界から消えていって欲しい、ただそれだけなの。やっぱり、ひとごろしなんて言うのはやめる、これ以上関わりたくないもの…。
彼女は笑いながらそう話すけど、心はどれだけの血を流してるんだろう。
救いなのは、子供たち。下のお子さんがこう言ったそうだ。
「ボクもうおにいちゃんになれなくなっちゃったんだね…。 でも、ママだいじょうぶだよね? ボクやおにいちゃんがいるから」
そう、君たちがママを愛しているから、ママはきっと大丈夫。
微力ながら、私もママの応援いたしますぞ。
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