画龍点睛

2000年11月20日
朝から眼鏡屋へ寄ってから仕事へ出るので、いつもより朝が遅かった。なにしろ眼鏡屋は10時にならないと開かないし、そう思うと気分がのんびりして、暖かい布団の天国から抜け出すのがいっそう難しい。
もうすこし、もうすこしだけと思いつつ、すっかり寝坊をしてしまった。起きたのは10時。眼鏡屋開いてるじゃんよ。

慌てて出ても仕方ないしと、牛乳を飲んだり服を選んだりしているうちに30分。更に外に出ると雨が降っていたので傘をさして歩いて15分。眼鏡屋に着いた時には11時前だった。

「昨日レンズの注文をしたのですが…」
「ハイ。ではお眼鏡をお預かりします。出来上がりまで少々お時間いただきますので…1時間後にご来店いただけますか?」
なぬ。1時間。昨日は30分ほどで出来ると言っていたのに…。

「えーっと、眼鏡がないとナニも見えないもので… 外出てもナニもできないんですけど… ここで待っちゃダメですか?」
実際私の裸眼の視力では本屋で時間をつぶすこともできないしブティックで服を物色することもできない。
「あっ、そーですよね…ではこちらの椅子にかけてお待ちください」

待つこと20分。フレームに新しいレンズが入った。なんだ出来るんじゃん、30分以内で。

っおおおお! 見える! 新鮮! …って、少し前までちゃんとこれくらいは見えていたはずなのに、昨日までの風景との差にあらためて感動。見えるって素敵。

裸眼でこんな風に(いや、全視界見えるから、もっと)モノが見えるとどんなにシアワセだろうなぁ…レーザー手術…片目30ンー万するんだっけ…無理すぎ。

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