ウォシュレット

2000年12月2日
連れ合いが出張先から戻ってきた。
むこうはどうだった、ときくと、
「親父がうるさくてうんざりした」
いや、むこうの仕事場のことをきいたんだけどね、私は…。

その父、最近母がお父さんが無駄づかいばかりして困る、としきりにこぼしていたのだが、連れはその実態を見てきて呆れたらしい。

「とにかく必要のないものばっかり買うんだよ。なんでCDRが二台もあんだよー。型番がちょっと違うだけなの、新しいのが出たからって買ったらしい…。
 それから、液晶ディスプレイ付きの新しいパソコンまた買って、パソコン三台もあんの…親父ひとりで三台もどうすんの、ってきいたら…」
「きいたら?」
「…電車でGO!やるマシンだって。わけわかんねー」
その上、今BSデジタルチューナーも注文しているらしい。
物欲大王だな。たしかにそりゃお母さんこぼすわ。

「その上」
「まだ何か」
「親父、おまえんちウォシュレットないから遊び行けない、金やるからウォシュレット付けろって」
「えー。お金もらってきたの」
「10万やるから、これで付けろって」

母も息子にあげる分には全然反対しないらしい。ただ、家にモノがあふれるのが母はイヤなのだ。

「ママに何か買ってあげればいいのにね、お父さん」
「ワガママだからなぁ、親父ぃ」

でもウォシュレットについては、実は連れ合いも前から欲しいと思っていたので、悪い気はしなかったらしい。ただ物理的な問題があって、我が家のトイレは占有面積が小さいので、ウォシュレットに必要なスペースがとれるかどうか、なのだ。

「ウォシュレット、一度使うとやっぱ、クセになるよー」
実家に帰るたびにウォシュレットの洗礼を受けて心が傾くらしいのであった。

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