我が家に新車がやってきた。
いや、自転車なんだけど。

9月に注文したPeugeotのcolibliがついに届いたのだ。年内は無理そうと言ってたのに、自転車屋のあんちゃんやるねぇ。サンタさんかも。

待ちに待ったPeugeot yellowの美しさ。これよ、この色。欲しかったのは。
小さいねぇ16インチのタイヤは。コンパクトで家の中まで持ってはいれちゃうよ。小さすぎて困ったのは、丁度よい自転車カバーがないこと。子供用自転車では小さすぎ、ママチャリ用では大きすぎる。
まぁ結局大は小をかねるってことで、大きいカバーを購入。

完全な折り畳み式ではないんだけど、かなりコンパクトにたたむことも出来る。毎日乗る自転車だから、そんなにたたまないけどね。

早速乗ってみる。全体に小さいので、慣れるまで少しかかったが、走るうちにだんだん爽快感が増してくる。ギアチェンジもいい調子。天気もイイし、気分は上々。うー、何より、キュート。

もうcolibliにメロメロな私だった。

あにおとと

2000年12月3日
連れ合いの兄からお歳暮が届いた。弟夫婦にまで送ることないのに、真面目な人である。

兄は本当に生真面目な人で、それゆえに自分だけでいろいろ考えちゃって悩んじゃったりすることも多い。

父は医者で、一応なんだかエライお医者さんらしいのだが、だから兄は子供のころから誰に言われたわけでもないのに
「大きくなったらお医者さんにならなきゃいけない」
と思っていたらしい。

でも実は父も母も弟も、ひそかに
「お兄ちゃんは医者には向いてない性格だし、どっちかというと教師とかそっち向きだ」
と思っていたらしい。

でも真面目なお兄ちゃんは、長男だし期待されてる、と思いこんでいて、悩みながら医学部に進んだ。本当は教師になりたかったらしい。

そしてすっかりお医者さんの仕事になれたころ、
「医者になりたくないなら無理しなくてよかったのに」
と言われて、
「えーっ、俺、医者にならなくてもよかったの?
 ひどいなぁ…これでも相当悩んだのに」

弟(連れあい)はといえば、父が仕事から帰るたびにズボンやら靴下やらに血がついているのを子供の頃から見ていて、
「ボクはおいしゃさんにだけは、絶対ならない」
と心に誓っていたという。
なにしろ指から血が出てるのを見ても卒倒しそうになるくらい、血がコワイので。

そして、今にいたるまで自分の好きなことをやるのだー、で生きてきている。
兄弟でもこんなに違うかなぁ、と時々思う。

そういう兄弟だが、生活面でも

お兄ちゃんは全然家事にうとく、洗濯のあとハンガーにつるすということすら出来ない
おとうとは家事全般ひととおり出来て、女の子のようにまめまめしい

という正反対なのだった。

そして母は、弟(連れ)が私と結婚するまで、
「実はこの子はホモなんじゃないか」
と心の底から心配していたらしい。
「だってなんだか女の子みたいなんだもの性格とか。赤い服なんか好きだし…」

兄の悩み性は、母譲りらしい。

ウォシュレット

2000年12月2日
連れ合いが出張先から戻ってきた。
むこうはどうだった、ときくと、
「親父がうるさくてうんざりした」
いや、むこうの仕事場のことをきいたんだけどね、私は…。

その父、最近母がお父さんが無駄づかいばかりして困る、としきりにこぼしていたのだが、連れはその実態を見てきて呆れたらしい。

「とにかく必要のないものばっかり買うんだよ。なんでCDRが二台もあんだよー。型番がちょっと違うだけなの、新しいのが出たからって買ったらしい…。
 それから、液晶ディスプレイ付きの新しいパソコンまた買って、パソコン三台もあんの…親父ひとりで三台もどうすんの、ってきいたら…」
「きいたら?」
「…電車でGO!やるマシンだって。わけわかんねー」
その上、今BSデジタルチューナーも注文しているらしい。
物欲大王だな。たしかにそりゃお母さんこぼすわ。

「その上」
「まだ何か」
「親父、おまえんちウォシュレットないから遊び行けない、金やるからウォシュレット付けろって」
「えー。お金もらってきたの」
「10万やるから、これで付けろって」

母も息子にあげる分には全然反対しないらしい。ただ、家にモノがあふれるのが母はイヤなのだ。

「ママに何か買ってあげればいいのにね、お父さん」
「ワガママだからなぁ、親父ぃ」

でもウォシュレットについては、実は連れ合いも前から欲しいと思っていたので、悪い気はしなかったらしい。ただ物理的な問題があって、我が家のトイレは占有面積が小さいので、ウォシュレットに必要なスペースがとれるかどうか、なのだ。

「ウォシュレット、一度使うとやっぱ、クセになるよー」
実家に帰るたびにウォシュレットの洗礼を受けて心が傾くらしいのであった。
もうこんな季節ですか。道理で町はすっかりクリスマスになっているはずである。

連れ合いは明日の夜まで帰れないらしい。
まぁ出張先は連れの実家のすぐそばなので、なんら不自由はないのだが。支社は実家から歩いて10分の範囲内にあるのである。

今年の正月は、元旦から4日まで実家にお世話になる予定だ。今回の出張は予定外だったけど、たまには顔を見せないといけないってもんである。
私はこの、連れ合いの父母が大好きで、行くといつも楽しく過ごす。

「女の子が欲しかったのよ、本当は。だから男の子しか生まれなくて本当にガッカリしたの。
 だから、次はうちの子のお嫁さんが早く来てくれないかって、楽しみだったの」
そう話す母は、だから私と会うといつも私を飾りたがる。女の子に可愛い洋服を着せてあげたりするのが楽しくて仕方ないらしい。
私もそういうのは嫌いではないので、母のお供でブティックをまわったりする。

兄(長男)も結婚しているのだが、兄嫁はそういうのは好きでないらしく、飾らせてくれないらしい。私も普段は飾らない方なのだが、母の喜ぶ様子が楽しくて、おつきあいする。

父母は我が家が貧乏だと思っているので
「普段お洋服なんか買わないでしょ…ね、これ買ってあげるから」
と、ポンポンと買ってくれるのだ。
貧乏だから買わないんじゃないんだが(パソコン関係にはかなり使ってるし)、よほど普段の私の格好がみすぼらしいらしい。

でも確かに父母にくらべたら格段に貧乏なのは間違いない。
なにしろ社会人としての年季が全然違う。世間様の信用も天と地ほどに違う。

一度、父に何か欲しい服ある?と言われた時に、じゃあオーバーオールが欲しい、と、買ってもらったことがあるのだが、兄から
「ええっ、折角買ってもらうんだったらもっと高いものねだればよかったのに!」
などと言われた。どうもそういう家らしい。
なんにしろ、私は次男の嫁というよりは、末娘みたいな扱いで可愛がられている。これはとてもありがたいことだ。
感謝の気持ちを忘れないようにしないと。
今日は妙に忙しい一日だった。
まず連れ合いの出張が急に決まった。今日の夜出発。
それは支社の責任者の背任行為が発覚したため、内密に処理してこいとのお達しがあったからだ。表向きの仕事をかかえて、それを隠れ蓑にしての裏の裏工作。
やれやれ面倒この上なし。中間管理職の哀しさ。

そういうわけで突然、ものすごくひさしぶりに一人きりの寂しい夕食。

一人だとなんだか食欲あんまりわかないので、残ってた食パンをトーストして食べた。冷蔵庫にある食材は、ふたりで食べる夕飯の為にとっとく。
邪魔する人なしのゲーム三昧も、邪魔する人がいないからこそなんだかつまらない。
風呂に入ってもひとり。

状態は気ままだった一人暮らしの時となんら変わらないのに、この物寂しさはなんだろうなぁ。
誰かと一緒に暮らすということが日常になるというのは、こういうことなのだよな。

かといって、寂しくてたまんないというほどでもないんだけど。なんとなく、なのだ。

なんとなく、つまらないのだ。
風呂はいいなぁ。一日の仕事が終ったあとの滋養。ああ極楽。

8月にこの家に越してくるまでマンション暮らしだったのだが、風呂もあるとはいえ、追い炊きの出来ない小さな風呂でもっぱらシャワーで使うことが多くゆっくり湯につかるということは滅多になかった。だからたまに二人で近所の銭湯へ行くのが、楽しみのひとつだった。

そういうわけでこの家に越してくる時も、風呂に湯をはるのは週末くらいでいいよね、普段はシャワーで。というくらいに思っていたのだ。それでも充分だと。
ところがどっこい、いざ住んでみると、毎日風呂。風呂三昧。
だぁぁっていつでも入りたい時に湯をはれて、さめたら追い炊きして、熱い湯に身を沈める時のあの快感。う〜。やめられません。

引換えに銭湯の楽しみは失ったわけだが(こんなに毎日極楽気分では、風呂が壊れでもしないかぎり銭湯へいこうなんて…)、まあ仕方ない。

仕方ない…といいつつ、でも銭湯は好きなのである。前のマンションに越した時(6年前)、それまで住んでいたところの近くの銭湯がひとつ潰れた。別に私たちがいなくなったせいではないだろうが、それでも寂しい気がしたものだ。
その頃銭湯は近所に3つあって、それが2つになった。

その、昔住んでいた…近所にまた越してきてるわけなので、だから今もこの近所に銭湯は2つある。
行ってみたい気はするのだ。
そうだ、今度いってみようかな…。なにしろ銭湯は広いから、また格別なのだものね。

ハモれジャニーズ

2000年11月28日
どうしてジャニーズの皆さんは、あんなに大勢で歌うのに誰もコーラスしないんだろう。

TVをみてたら、J-friends だかなんだかという大勢さん用の名前でまた何かCDをだすらしいですという話題があり、当然のようにこの曲をバックで流していたのだが。
なんか毎回、大物のミュージシャンを海外からご招待して参加してもらうという感じらしい。今回はエルトン・ジョン。

天下のエルトン・ジョンの前で、大勢さんがただ主旋律を茫洋と歌ったんかい。まさか、そんなことないよね。別取りだよね。そうに決まってるよね。

スマップの「らいおんハート」、いい曲だね。イントロのところでキレイなハモリが入ってんね。何故かこの部分だけとっても上手ですね。そう、当然、スマップの方々ではなく、黒人コーラスの方々なのだった。

ほんと何故? 普通10年以上も歌ってきていて、まともにレッスンしてきてたら、どんなヘタでもコーラス出来るようにならんかな。
実はジャニー喜多川が、コーラス禁止令でもだしているんでしょうか。

「踊るのにエネルギー使ってるからハモる余裕ないんじゃないの?」と連れ合い。
「じゃああ、BACKSTREET BOYS は?」彼らはアメリカのアイドルグループ。アイドルでも歌はうまいしダンスもできる。

いいんですけど。スマップ好きだから、コーラスしてるとこ一度でいいから見てみたいなぁと。
中井君がネックかな…。

ブランド?

2000年11月27日
夜、TVタックルを見ていたら、若いもんのブランド好きの話をちょっとしてた。
ブランドといえばバッグ?よーふく?なのかな。そういう所有欲というか、ブランドに価値を設定してそれを自分の価値とする?(←これはTVでそう解説していた)ような感覚は生まれてこのかた持ったことがないので、正直理解不能。
「飾り」としての持ち物なら、不要品と同じことではないだろうか。

広く捉えれば、学閥みたいなものもブランド志向なんだけど、いまさら有名大学→有名企業コースでもないんだろう。(それでもお受験とかなんとか話は絶えないが)

日常的に使えるもの、使って充実感のあるもの、インターフェイスが充分に考えられているもの、そういうものが“欲しい”ものだ。ようするに使用後の満足度。それをよーく考えてシミュレーションしないと、あとで後悔することになる(経験からいって)。

まぁあまり機能重視過ぎても味気ないのだが、でもふつーにモノを入れてあるく用途のために、10数万ものバッグを(しかも服装とか全体的にちっともバランスよくないのに)持つのはバカみたいだと思うのだった。
安くてもカワイイのやカッコイイGOODSは沢山あるとゆーのに。
自分をデザインするという側面から、いろいろ見直してみるのも面白いのだがなぁ。

今日はゲームする日

2000年11月26日
いや〜トゥームレイダー2面白い。難しさが快感。ステージ1はゴールまでの連続トラップで何度死んだか。死んで覚えるトラップのくぐり方。このへん、日本製のヌルゲー(その関係者いたら失礼)になれ親しんでると、合わないのかもなぁ。
違うのはネズミが常識サイズになったところ。1に出てきた大ネズミは猫くらいの大きさだったものだが、今回のネズミは小さいのであまり恐くない。前のネズミも大きいだけであまり恐くなかったけどね。
あと、格段に美人になったLara!

本編に入る前にひとしきり主人公Laraの家で動き方のトレーニングを積んだのだが、庭のトレーニングスペース以外に、家の中へも入れる。この中に台所があるんだが(もちろん料理は出来ない)、大きさの作り方が、本編と関係ないせいもあるんだろーがとっても大雑把。
館の主(Lara)と同じくらいの大きさの蛇口って、それナンだ。巨人の料理人でも雇ってるのか(笑)
鍋もLaraの姿煮が作れるくらいの大きさだぞ。
変なところで楽しんでしまった。ついでに裏技で屋根の上へも昇ってお屋敷の周囲を見回したり。ここは山の中かなんかにあるのかしら。周囲が暗いわ。

ところでこのゲームって、何故か日本で最初に紹介された時、主人公の名前は“レイラ”と書いてあったのに、今では“ララ”と表記するのがふつーになっている。
どっちが本当かって、綴りは最初から“Lara”なのでどっちでもいい。
っていうか、ヒアリングするとこの名前、ローラ、もしくはラウラ、に近い発音で、日本語表記の平たんな音に直すのに元々無理があるみたいだ。それでもララ、よりはラーラ、とでものばした方がより感じがでる。

でも“レイラ”も捨てがたいんだよね。だって『いとしのレイラ』な〜んてテーマ曲みたく感じたりして。綴り違いますけど。

さ〜、また死んでこよーかな。

オーブンに悩む

2000年11月25日
木曜日に休日があると、一日仕事してまた休み。なんだかこういうのイイな。

そういうわけで昨日の衝撃の通達のおかげで、すっかり怠け者モードに突入してしまった我が家夫婦なのだが、まぁそれぞれ思うところもあって、よい転機かもね、とあまり深刻にはならずに済んでいる。元々手に職アリのふたりだから、やりたいことは常にあるのだ。幸いなことに金銭的に追い詰められるようなこともないし。

しかしそうなると、やはり今年のうちに引っ越しておいてよかった!とも思う。
これが半年前に知らされていたなら、軍資金は多い方が良いしと、引っ越しは先延ばしにしていたかもしれない。今のこの家に、そうすると縁がなかったかもしれない。大家さんとも。
そうならなくてよかった。もうすっかり、ココは私の住処なのだ。

午後からふたりで阿佐ヶ谷の商店街へお買い物へ。今日の夜は連れ合いが、冷蔵庫内の残り物で親子丼を作ってくれるというので、足りない材料を少し買った。

電気屋も二軒ほど寄って、オーブンの下見をした。レンジ機能はおまけ程度でいいんだ。煮物おまかせとかいろいろ余計なのはなくていい。極端な話、解凍もいらないくらいだ。でもそういうのはないのだな。
オーブン機能が充実しているモノが欲しいとなると、単機能オーブンが一番いいのはわかっている。だけど2台も置く場所はないのだぁ…(レンジは温めるためのみに必要)。ここが問題。
もし単機能オーブンを買うとしたら、コンベクション機能は欲しい。一番いいのはガスオーブン。でも大きいし高い。ガスレンジの上に置く式の古いタイプのオーブンでもいい。でもこちらは最近めっきり見なくなったシロモノ。かっぱ橋あたりに行けばあるいはあるかも知れないが。

デロンギのコンベクションオーブンはコンパクトだし値段も機能も申し分ないのだが、いかんせんコンパクトすぎて高さがない。シフォンケーキが焼けないのだ。

三菱の栗原はるみ共同開発仕様のオーブンレンジ、非常に良いのだがやはり大きい。ほんとうに大きい。あと一回り小さいサイズのものがあると本当によいのに、と溜め息が出る大きさ。日本の平均的な台所まわりのサイズを考慮して、デザインしてくれないかなぁと思う。

コンベクション機能を諦めると、これかな…と思うものはある。値段も手ごろ。東芝の製品で、上段中段下段と3段がきちんとあるのはこのメーカーぐらいしかない。コンベクションがないなら、こういう微調整がちゃんと出来るオーブンがいい。

結局悩むだけ悩んで結論は繰り越し。でもこういう悩みはある意味楽しいもので、悩み甲斐があるというもの。
新しいオーブンを買ったら、まず最初にパイを焼いてみよう。そのオーブンなりの温度を把握するのに丁度よいのだ。
いや〜まいったまいった。
うちの会社あぶないらしい。というか知ってたけどね。しかし正式発表前とはいえ、管理職集めて社長からのお言葉があったとあっては、覚悟決めとかんといかんだろうな。

それはともかく、いきなり潰れるってこともまぁなくて、まずは給与態勢に変化があるらしい。年俸制だとか。つまりいくら働いても、または働かなくても、毎月給料同じ。よーするに残業は一切出ない。
残業してなんぼの仕事場なのにねぇ。残業しなくて済むようなサラリーマン的な仕事だったら文句はないが、こりゃ正式発表後にはあちこちで火山が噴火すること間違いなしといったところである。

真面目な話、来年早々からその給与態勢がスタートするらしいので、どうするかな、転職先でも考えたほうがいいのかな、でも今のご時世そう簡単にもいかないとは思うし。
しばらくの間は様子を見るしかないのだろうな。

とりあえず生活するパターンは今までと変わりなくて済みそうだし。
ま、「働かなくても同じ」という点を最大限に活用させてもらうことにしよう。
チョット寒くなって来たね、と朝の会話が始まったのは少し前。いまではもう、今朝もチョー寒いね!とぷるぷるしながら起きるようになった。

今日は勤労感謝の日。自分たちの勤労に感謝しながら(←ちょっと違う)、暖房器具でもみようと新宿にでかけることにした。

いつもは西口のヨドバシカメラあたりを徘徊(←ボケ老人ですか)するのだが、今日は東口で伊勢丹からはじめた。
伊勢丹ではAIBOフェアをやっていて、これが!TVで見たときにはふーん…だったのだが、実物を見るとすごくいい!かあいい!うう、ほ、ほしいかも!の連発。
でも当然お金はないので、マウスパッドでガマンすることにした…。
そしてもうひとつ、新しいVAIO!白黒のツートンのバイオも実物をさわった。うう、かわいい!かっこいい!欲しい!このキーいいね!の大連発。そう、私はMACユーザーですが少し前までVAIOオーナーでもあったので、また買おうかな…という気分も頭をもたげ。両方あると便利だしね…と、心の中で無理やり理由づけがはじまる。
(でもお金はないので)後ろ髪を引っ張られつつ、サクラヤへ。

連れはDVDプレーヤーのコンパクトなやつが最近欲しくて、新宿相場を調べるのだといってAV売り場へ。私は暖房器具のコンパクトなやつはないかと家電売り場へ。
やっぱりホットカーペットかな。足元暖房だよね。温風式のは足が乾燥するからヤだし。

そこで面白いモノを見つけた。あれ?こんな時期になんで扇風機なんて売ってるんだろ…とおもいきや、扇風機と同じ形をした、温風機だった。ただし羽はない。羽のあるべき部分の中央に、セラミックのつぼみたいなのがついてて、ここが温風の元らしい。いろは暖かさを演出してか、真っ赤。すごい…発送の転換つうやつでしょうか。売れてるんだろうか。

連れ合いは、あまりピンと来るものはなかったから今日はいいやーと、ちょっと不満げ。
タカノフルーツパーラーは満席で入れず、仕方ないので別の喫茶店へ。二階から下を通る人が見下ろせる位置の席で、しばしマンウォッチングしようということになった。
そこへ入る直前、連れが
「あれ…? 今、そこにいたの、WHITE BERRY じゃなかった?」
おお? 普段人の顔を覚えるのがめっさ苦手な連れには珍しい発言。うそお。見間違いじゃあ?
「だってー、あのまゆ毛、インパクトあったから…多分間違いないと思う」
で、早速上からウォッチング。

「ほら、あのかたまりの中に」
「!ああっ! ほんとだ、あのまゆ毛〜」
「ね、TVで見た子でしょ。あのまゆ毛忘れられないんだよね〜インパクトだよね〜」
「うんうん」

いいもん見たねと(←縁起物ですか)話しつつ、電車にのって阿佐ヶ谷へ。
商店街を抜けていくと我が家方面なので、途中の電気屋さんにも立寄る。

連れがDVDを見ている間、我が家の調子の悪くなってきたオーブンも買い替え時かな…と、カタログを眺めていた。レンジの多機能はいらないから、オーブン機能がしっかりしてるのがいいな…でも庫内3段は最近少ないなぁ…300度出せるオーブンも少ないなぁ…我が家のはどっちの条件も満たしてるから買ったんだよなぁ…。などと逡巡してる間に連れの姿が見えなくなっていたので、おや、と思い探したら、発見。カウンターに。なにやら書込んでいるようす…。
「買っちゃった…へへ ごめんね」
いやー、別に謝ることはないけど。ちみが稼いだ金をちみがどう使おうと。
私も稼いだ金でオーブン買うかなぁ……もすこし検討してね。

結局、暖房器具は伊勢丹でふかふかスリッパを買っただけで、電化製品はDVDプレーヤーのみだったりした、勤労感謝の日なのだった。
私の住む阿佐ヶ谷という町には、日本が世界に誇っていい店がある。
吉澤のおっちゃんが、そのお母さんと二人できりもりする小さな肉屋、吉澤肉店である。

商店街の中にある、ともすれば見落としてしまいそーなくらいあまりにも普通のこの店、ハムとソーセージに関しては天下一品なのである。おっちゃんが早朝から仕込んで作る手作りのソーセージは、そんじょそこらのデパ地下にある「一流店」のソレよりずっと美味しい。
まだおっちゃんが若いころ、ソーセージの本場ドイツへ修行に行って会得してきたというその技術と、独創で作るソーセージは、一度食べたらもう病みつきというくらいのシロモノ。

オランダで開かれるソーセージの世界選手権みたいなのでは、何度も金賞、銀賞クラスの受賞をしている。でもおっちゃんはちっとも偉そうじゃない、そのへんにいる小汚いおっちゃんだ。

時々TVや雑誌の取材が有るらしいが、おっちゃんが画面的に見栄えがよくないせいか、ソーセージのアップばかりでおっちゃんの顔はあまりでない。
「こないだのさ、見た? 俺の顔全部カットされてんのよ、アッタマくるよね」
と、銀歯を見せてわらうおっちゃん。いいじゃん、おっちゃんの良さがわかんないのよ。ソーセージ売れたら御の字だしさ。

知る人ぞ知る名店なので、口コミで探しに来る人、一度食べて忘れられなくてわざわざ北海道から注文する人、車で遠くから買いに来る人さまざま。

そう、ほんとうに美味しい! 私はここのベーコンを食べてから、ハムメーカーの売るベーコンがまったく味気ないことに気がついてしまった。吉澤のおっちゃんのベーコンは、特にあぶらのところが、そのまま食べても溶けるように美味しい。
「うちのは、本当のスモークベーコンだからさ…よそとは違うよ!」
ここのベーコンを買うと、料理に使うぶんを出す時に、ついついつまんで食べてしまう。だから、いつも余分に買うのだ。

顔なじみになると、おっちゃんは俄然サービスもよくなる。ハムなどはグラム分だけ切ってくれるのだが、その待つ間に新作のソーセージや、入ったばかりの肉の刺し身などを食べさせてくれる。こないだ食べた鹿肉の刺し身の旨かったこと…。

「たまには、肉も買ってよー。うち肉屋なんだからさ(笑) どう?最高級の松坂!」
お金持ちになったら毎日買いに来るよ! それまでおっちゃん元気で頑張ってよ!

一気読み〜。

2000年11月21日
先日、連れ合いが風邪をひいて休んだ時のこと。アニメを観てて面白かったらしく、『HUNTER×HUNTER』を1〜10巻まで一気に買ってきた。
枕元にずんと積んであるので邪魔だなーと思っていたのだが、今夜、寝る前にちょっと読もうと思ってページを開いたが最後、一気に10巻まで読んでしまった…。気がつけば時間は4:00AM。

くそ〜あと2時間しか眠れないぞ〜。くそ〜、こんなに手抜きな絵なのに、話面白いやんか。なんかくやしいぞ。それにしても元々絵うまいのに、なんで手ぇ抜くかなぁ。そこがだっせぇ。
背景が哀しいほどないがしろに…(1巻から)とほほ。
あと、妻(武内直子 ←セーラームーンの漫画家)を姫と呼ぶのもだっせぇ。自分は王子だそうですが…。

といいつつ、次の巻が読みたい私ではあるのだった。くすん。

画龍点睛

2000年11月20日
朝から眼鏡屋へ寄ってから仕事へ出るので、いつもより朝が遅かった。なにしろ眼鏡屋は10時にならないと開かないし、そう思うと気分がのんびりして、暖かい布団の天国から抜け出すのがいっそう難しい。
もうすこし、もうすこしだけと思いつつ、すっかり寝坊をしてしまった。起きたのは10時。眼鏡屋開いてるじゃんよ。

慌てて出ても仕方ないしと、牛乳を飲んだり服を選んだりしているうちに30分。更に外に出ると雨が降っていたので傘をさして歩いて15分。眼鏡屋に着いた時には11時前だった。

「昨日レンズの注文をしたのですが…」
「ハイ。ではお眼鏡をお預かりします。出来上がりまで少々お時間いただきますので…1時間後にご来店いただけますか?」
なぬ。1時間。昨日は30分ほどで出来ると言っていたのに…。

「えーっと、眼鏡がないとナニも見えないもので… 外出てもナニもできないんですけど… ここで待っちゃダメですか?」
実際私の裸眼の視力では本屋で時間をつぶすこともできないしブティックで服を物色することもできない。
「あっ、そーですよね…ではこちらの椅子にかけてお待ちください」

待つこと20分。フレームに新しいレンズが入った。なんだ出来るんじゃん、30分以内で。

っおおおお! 見える! 新鮮! …って、少し前までちゃんとこれくらいは見えていたはずなのに、昨日までの風景との差にあらためて感動。見えるって素敵。

裸眼でこんな風に(いや、全視界見えるから、もっと)モノが見えるとどんなにシアワセだろうなぁ…レーザー手術…片目30ンー万するんだっけ…無理すぎ。
どうもここ最近モニターの画面(特に文字)が見づらくなってきたので、眼鏡屋で視力の検査をしたところ、案の定右目の視力が以前より落ちていることがわかった。
最近肩こりがひどいのもこれが原因かもしれないと思い、早速レンズを注文。左目は大丈夫そうだったので、右目のレンズだけ交換することにした。
メーカーに在庫アリとのことで、翌日には入荷するらしい。明日には新しいレンズが使いなれた眼鏡にはまる。

視力が落ちたといっても、どちらかといえば乱視がひどくなったという方が正しいらしい。だから、実際には0.03が0.02になったくらいなのだが、体感的にはもっと見えなくなっているのだそうだ。

眼鏡に頼る生活をはじめてからもう20数年になるので、眼鏡のない生活は考えられないほどになっている。まさに身体の一部(顔の一部どころではない)。
その“一部”の調子が悪いというのは、たとえば風邪をひいたとかぎっくり腰で倒れたとかそういう類とあまり変わらない。不便この上なしである。

しかしそんなことをいいながら、ゲームなんかはやるんだよな。目を酷使するっちゅーに。
そうそう。今から8、9年前はよくチャットやってたなぁ…と、本日チャットに参加して思いかえした。
でもあの場にいた方々、ご安心ください。本日のチャットはまだおとなしかったほう。

楽しき無頼漢どもだったが、いまでもその時のメンバーズとは楽しきお友達。
中には癌に倒れてこの世とあの世に別れてしまった…という人もいるくらいの長い時間が経ってしまったが。人生って楽しいものだなぁと教えてくれたのもその頃のメンバーだったと今さらながら思うよ。

※ところでうんこネタは感染しまくってるように思うんですが、気のせいですか?>該当者
週末になると徹夜になるという生活なのである。
今日も朝4時半まで仕事場にいて、5時に家に着いた。タクシー代4500円ちょっと。割に合わない気がする…。

たとえ朝方であっても風呂に入らず寝るのは非常に気持ちが悪いので風呂を沸かす。その間、そんな時間には普段全然見ないTVをみていた。
テレビ東京で映画。なんだか安っぽい作りのスペクタクル? みんななんだか演技がおざなり。
TV欄でタイトルを確認すると『英雄スパルタカスの復讐』とある。
英雄なのに復讐。そこで一気に英雄から英雄気どりに転落模様。まあ映画自体もきっとそんな感じ。最後の15分しか見れなかったけど。

あとで調べてみると似たタイトルで『スパルタカスの復讐』ってのもあるのだが全然違う映画らしい。ただ制作年は1964と1965で1年しか違わない。
どっちにしろ名作『スパルタカス』(キューブリック監督 ドルトン・トランボ脚本/1960) 以降なので、ヒット映画にあやかったB級作品なのだろうなー。

名匠キューブリックについては今更だからおいとくとして、トランボといえばまず思い出されるのが『ジョニーは戦場へ行った』、これにつきる。

私が子供の頃は、TVで映画をよく観た。映画の番組も多かったし、ローカル局で独自に組んでくれるプログラムにも良質のものが多かった。その頃、『ジョニーは戦場へ行った』を観た。
恐ろしいほど衝撃的だったが、目を離すことができないほどにまた引き込まれた。静かな静かな心理描写と絶望の独白と容赦ない現実の風景が折り重なって、逃げ出すことの出来ない檻(病院)の中にいるしかない男を描き出していく。
現実はモノクロの画面で、夢の中(ジョニーの心の中)はカラーなのだが、その対比が残酷なまでに美しい。

でもこれはあまりにも強烈な反戦メッセージをこめているので、アメリカではいまだに上映禁止の州が多いそうなのだ。アメリカという国は、戦争なしには存在がありえないのだろうか。

今でも場面を思い出すごとに、胸が苦しくなる。でも、決して忘れることは出来ない、忘れたくない、そういう映画だった。

最近、そういう衝撃をもたらす映画には巡り合っていないな…と思う。
二日連続のうんこネタでなんだかアレなのだが、本日は身内の話。

我が連れ合いは、恐らくうちの仕事場の男性社員で唯一「あるコト」が許されている人物である。
それは何かというと、女子トイレを使うことである。(なんと)

連れ合いは便秘症で、それはつまりお出ましになられる時を逃すと、次はなかなか出会えなくて辛いことこの上ないらしい。
だから「でそう」な時は貴重な時。

しかし一方、緊張するとお腹ゆるくなるたちでもあるので、仕事場に来ると(イヤな仕事が山積みなので)もよおす確率高し。

仕事場はごく普通のオフィスビルなのだが、トイレは狭く小さい。40人近くいる社員のうち35人までが男性なのに、男子トイレの個室はイッコ。
その貴重なイッコが、さらに貴重な“お出ましの時”に限って他の誰かでふさがっている確率高し。

そしてそれはそういう朝のこと。

甘美で強烈なそのお出ましアラームが身体の中でぴこーんぴこーんと鳴り響いている中、連れ合いはトイレに向かって走った。しかし、そこには先客が。
5分もすれば出るだろうと一旦身体をしずめつつ、5分後にまた訪れたがまだふさがったまま。5分の間に他の誰かにとられたのカッ?
疑問と身体をしずめつつ、さらに待つこと5分。扉はかたく閉ざされたママである。

「も、もうダメだ」

うん○さんはもうそこまでお出ましになっているのである。こんにちはしてるんである。
目の前には女子トイレのドア。女子トイレには誰もいない。冷や汗がどんどん出てくる。

「も……もう、ダメ!!」

連れ合いは泣きながら女子トイレの個室でうん○さんとサヨナラをすることができました。

その後、罪の意識にいたたまれなかった連れは、女子社員(部下)にうつむいて告白をしたのだったが、その返事が。

「ああ、いいですよ連れ合いさん(仮名)なら。他の人だったらヤだけど。 ネッ」
「全然大丈夫ですよ。いつでも使ってください」

つまりこういうことである。
「連れ合いさん(仮名)って男って感じしないしー。どことなく」
顔なのか?中身なのか?(両方か?)どっちにしても…うれしいような…かなしいような…。
突然ですが、ひさし殿への私信です。

会社の玄関前にうんこ。大変でしたね。
そこで私の友人の体験談をお聞きください。

ある日彼は友人宅へ仕事関係の用事があって出かけたのです。そこは高級とはいかないまでも、なかなかいい感じの素敵な建物。
いつものごとくマンションの入り口をぐぐると、…どこからともなくイヤァ〜ンな臭いが。
ハテ。コノミョウナニオイハ ドコカデ…。

首を傾げつつ友人の部屋へ行くと、なにやら騒然としているのでした。
「おまえ、みた? アレ」
「アレって、なに」
「マンションの入り口のとこにさ…ポストの下あたり…あったろ」
「なにがさ」
「とぐろ」

そこで既に部屋にいた友人数人と一緒に再びエントランスへ。

そこには、アラレちゃんでお馴染みとぐろうんちが、(しかも入り口の内側に)鎮座ましまししていたのです。

「なっ…。アレ、人の、だよな…」
「犬じゃあんな風にできないよね」
「俺さァ… したヤツ、見たかも」
「エッ」

それはこんな話。
一階のとある部屋に若い男が住んでいて、その男が、最近女とトラブルを起こしているらしく、マンションの前で毎日言い争いをしてるのだそうだ。
そして今日、そのくだんの女がエントランスにかがみこんでいるのを見たのだそうだ。その直後、出現したとぐろ。その男の部屋のポストの真下に。

「なっ…他にちょっと考えられないだろ」
「男への腹いせにウンコかー」
「強烈だな」

でもかなり面白い光景だったので、いたずら心を起こした友人は、偶然ポケットに入れていた爪楊枝と、紙のはしきれで「ハタ」をつくり、とぐろのテッペンに飾って置きましたそうな。

その後、他の住民の間でハタ付きのとぐろで話題騒然となりましたことはいうまでもございません。

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