今日は、高円寺の本屋で知り合いのＵ氏がサイン会を催すというので、出かけることした。

途中雨が降るといけないので傘を…と思ったら家を出る時は既に降っていた。歩いて２０分ほどで高円寺なので、まぁぼちぼち散歩がてら行こうと思っていたら、途中から物凄い降りになってきた。ちょっと後悔。
でも、こんな雨の中、外を歩くというのも滅多にないので、いつもと違って見える風景を楽しむことにした。そう思って傘のうちから雨のすだれごしに見る景色はなかなか面白い。
足をずぶずぶにしながら水たまりも楽しむ。

高円寺の商店街に差しかかる頃にはすっかり雨はあがり、一番間の悪い時に家を出たらしいことがわかる。
まぁこんな日もあるだろう。うんうん。

目指す本屋に到着。Ｕ氏はまだきていない。本を買ってうろうろしていると、ご本人到着。おお、相変わらず細い。
「こんちはーどうもご無沙汰です」
「あっ、どーもどーも。引越し落ち着きました？」
などと、ごくフツーの挨拶をして立ち話。Ｕ氏はご近所さんだ。元からご近所だがうちが引越してから更に近くなった。

サイン会はとても盛況。ふつーに並んで私の番になった。
「あっ、どーもどーも」
お互いちょっとテレる。
サインを書いてもらいながら少し世間話。
こないだ教えていただいた病院、行ったんですよ。ああ、彼女からききました。なかなかよかったでしょ。うん、いい先生だったみたい。そうそう。いい先生なんです。

うーんなかなか面白かった（？）から、29日のサイン会も行こうかなぁ…。

名古屋方面は水害で大変なことになっているらしい。
100年に一度とか。水害慣れしてない土地のせいもあるのだろうか、NEWSで見る人々の顔には憔悴の色がみられる。死者を9人出し、電気の復旧だけでもまだ６日はかかるという。

私が15歳の７月、私の住んでいた町も「100年に一度」といわれる水害にみまわれた。

その年の春、私は15年住んだ市から隣の市へ移り住んでいた。その日、姉夫婦がその町から我が家へ遊びに来ていた。
外は雨。だんだんに大きく轟々とうなる雨音をききながら、皆でTVを見ていた夕方。
臨時NEWSの文字で画面が切り替わると、そこは見たこともないような量の水・水・水。

夏ともなれば、台風やなにやらで水害が必ず起きる土地柄なので、少しくらいの浸水は慣れていた。しかし、画面のそれは既に尋常ではない様子だった。水が、立っている人の頭まで届きそうだ。それに、その日は台風など来ていない。ただの、梅雨の終わりの雨のはずだった。家族は画面に釘づけになった。
親類や知り合いが今、その町にいるのだ。もちろん、TVを見ていても何も出来るはずもない。

翌朝から被害が続々と知らされた。結果的には死者は300人。信じられない数。その中に友人や中学の先生もいた。時間にしてみれば短い水害だったようだが、その短い時間に、水はみんなを押し流していった。

しかし復興は早かった。あっというまに街は元にもどっていった。
観光地だからということも理由にあったかもしれない。死んだ人の分までがんばろうという人たちの気持ちもあったのかもしれない。どんな理由にしろ、すごいエネルギーだと思った。生きていくための、大事な力だと思った。

今朝、NEWSをみながら、そんなことを思い出していた。

注文していたPeugeotが年内入荷は無理そうだと自転車屋から電話が入った。
うーん残念だけど妥協して別の色にするより、楽しみをあとにとっといた方が断然いいのだ。その分満足度はきっと高いだろう。
それにしてもやはりPeugeotのyellowは人気だ…他のカラーは店頭にあるんだからなぁ。
limeにも心惹かれるものあったけど、あのyellowにはかなわない。
どっかでキャンセルとか出て、クリスマス頃に突然入荷しないかな。

今日はBGMに種ともこ（『きっと愛のせいね』）をかけながら、仕事。
昔よく聴いた曲だから、その頃の記憶と感覚がすーっと戻ってくる。うーん切ないなぁ。あの頃の私と今の私、あまり違わないけど、でもきっと決定的に違ってもいるんだろう。

人の恋愛日記を眺めていたら、若い頃の恋を思い出す。
あの頃付き合っていた人は、「本当の恋」を見つけてしまったといって、私に謝って去っていった。その後その子と結婚したけど、きっと幸せでいるんだろうな。今の私と同じくらいに。

雨が続くので今日も駅まで歩き。

引っ越す前から毎日チャリで駅までなので、自転車置き場のおじちゃん達とはすっかり顔見知り。でも週末も含めてもう４日も会っていない！　そう考えるとなんだか寂しい気もしてくる。
おじちゃん達は妙に陽気だ。自転車を押しながらおはよーございまーすと入ると、
「おっ、オハヨウ！（にこにこ）」と答えてくれる。なんか嬉しい。

我が家は連れ合いと二人で通勤なので（同じ会社だからな）目立つのか、たまに私が一人で自転車置き場へ行くと
「おっ？　お連れさんは今日はいないの！」
と、必ず言われる。
「風邪ひいちゃって」
「そりゃさびしいねぇ！　お大事にね！」
へへへ、と笑いながらいってきまーすと答える。
たぶんおじちゃん達にとってみれば子供か孫かという感じなんだろう。うんきっと。

そんなやりとりのあった後日に連れ合いとふたりで自転車置き場に現れたら、
「もういいの！？　体よわいねぇ！」
とからかわれていたりする連れ合い。
面白いんだろうなぁ反応が。

明日はおじちゃん達に会えるかなー。

まだ朝とも言えない夜中、ごうごうという雨の音で目が覚める。
ひえー、土日とすんごいピーカンだったのに！？

それはともかくも週の始めの仕事は憂鬱このうえなしなので、さっさと記憶からすっ飛ばして夕方、渋谷で友人と待ち合わせ。ロシア料理を食べに行った。
友人と言っても私は会うのが二回目だ。正確には連れ合いの友人。単にオマケでくっついていっただけだが、まるで十年来の友のように馴れ馴れしいのが私の特徴である。←ヤダナー

女三人男一人の妙な４人連れはそれぞれ個性たっぷりで楽しく、思いっきりハイテンションで（←私だけか？）会話は弾み、興奮気味。←客に興奮するあかんぼか。

結論。『赤毛のアン』は松本侑子訳を読むべし。←唐突だな。←しかしおすすめ。

家に帰ったら留守電が三件。うち二件が生命保険会社。なんだか新しい何かのおすすめらしい。面倒この上なし。残り一件はダスキン。お試し期間でただいまモップ試用中なのだ。でも回収は来週なのにナー？
郵便も三通。全部生命保険会社。なんなんだか。

ひさびさに吉祥寺へ出た。
出たといっても大した距離でもなく、路線バスに乗って２０分揺られていればいつの間にか着くってもんですが。

ずっとご無沙汰していた本屋さんへ顔を出すとお店のおねえさんから
「こんにちは！随分おひさしぶりです！お引っ越しおめでとうございます」
とお声をかけていただく…いや、おめでとうって程でもないんですが…借家だし。でもなんか嬉しい。てれてれ。

このおねえさん、美人でしかも人の良さと育ちの良さをほのかににじませる、私の憧れの人である。
顔を見られただけで私はなんとなく嬉しくなって、思わず散財。昨日の自転車に続きイッキに財布軽くなる。でもいいんだ←なにが。

ああ、今度はもう、来週にでもすぐ来よう、と思わせる、おねえさんなのでした。←って、「今日のわんこ」みたいなしめ方だな。

“おうちダイスキ人間”にとって待ちに待った週末。そうだ、おうちで思い切りダラダラと過ごす為の今日なのである。

とはいっても外はこれ以上ないくらいよい天気なので、洗濯虫がうずきだして、健康的に早朝からお洗濯。うーん働きもの…←こんな時だけな。

ところで虫といえば、虫は夜鳴くものだと思ってたら、朝でも鳴いてるんだね。朝７時頃の庭先では、虫さんたちがいい声で合唱中。
日差しと虫の声と、はためく洗濯物が面白いミスマッチ。こういう発見も引っ越してきたからだなぁ。

そうして庭をながめつつ、ただひたすらごろ寝をするこの幸せ…。

とかいいつつあまりに外の天気がいいので、ここんところ疼いていた買い物虫も騒ぎ出した。欲しいのはPeugeotのシティバイク(colibli)である。憧れのPeugeot yellow。
玄関から一歩踏み出した途端に、あまりの暑さに大後悔の嵐だが、阿佐ヶ谷の自転車屋へちんたら足を運ぶ。

自転車屋のにいちゃんが熱く語るセールストークにうんうんとうなづきつつ、とりあえずいろいろ見てまわる。でも結局Peugeotだわい。このコンパクトなボディ。16インチのタイヤが可愛い。欲しい色が在庫してなかったので、注文取り寄せ。わくわくわく。

そうやって午前中にあくちぶに過ごしたので、午後はひたすら念願のダラダラダラダラ。至福。

私はとってもインドア人間である。

おうちスキスキで、外で遊ぶより家でのんびり過ごすほうを愛する人間なので、旅行とかおでかけとか、普通するでしょ、と思われてることはあまり好まないのある。

元々その傾向はあったのだけど、今の家に越してきてから、快適度がどっと増して、以前ならばとりあえず週末くらいは買い物がてら出かけていた吉祥寺あたりにも、ぱったり出かけていない。

買い物は生協か近所のスーパーで済んでしまうし、ちょっと動きたくなったら、まだ近所は冒険探検の場所がたくさんあるので、ぶらぶらお散歩すれば満足する（それも３０分ほど）。

なんだか単なるモノグサ人間と化している気もしないでもないが、掃除とか洗濯とか、そういう大切なことはやるので、ただダラダラしてるわけでもない、という意識だけはある。

毎日、仕事場からもまっすぐ帰り、家に着くのがとにかく楽しみ。
風呂に入りのんびり過ごす夜の時間があればこそ…。
仕事だって行けるってもんだよなー。
あーーーーおうちダイスキーーーー。

これで自宅仕事だったら、まるっきり引きこもりだよ。

趣味とか好みとかの問題なんだろうけど。

人から貰ったシナリオ通りに行動してそれで人を好きになった（ような気がした）りして、何か楽しいんだろうか。
自分で見つけ出す“センス・オブ・ワンダー”というのはないのか、若者よ…。ドキドキもハラハラも、筋書きが予めないから面白いんだよ、映画だって先にストーリーを知らないで観るから面白かったりするんじゃないかい。（もちろんハズレの映画だってある）

と思っていたら映画版もあるらしい…。

筋書通りに動く男女…。それで擬似恋愛が本物の恋愛にいとも簡単に落ちるなら、そんなつまんないコトはない。と、思うんだけどなぁ〜〜〜。

と考えてて、ハタと思いついた。
あっ、そうかこれって、実際に自分が動く“ロールプレイングゲーム”なんだ。ロールプレイングというのはまさに“役を演じる”という意味である。
ゲームのRPGには攻略本はつきもの。
…そうかそういうことだったか…なんかガックリ。

世の中の“生”な恋愛してる（失恋も含む）若者よ、くじけてもいーから自分を生きろよー。

今日までくらいはどうやら涼しくいられるらしい。明日からはどうなるのか、天気。
今日は生協の日なので今ごろ食べ物などがどっさり家に届いているはずである。家に電話してちゃんと冷蔵庫に入る量だったか確認。安心して仕事にはげむ。

越してきてから念願の生協に加入したのだけど、やはり便利。買い物いらずというのは。
何故念願の…だったかといえば、前に住んでいたマンションは「三階以上」だったため、個別配達してもらえなかったのだ。ぐっすし。
でも今回は一軒家なので、早速加入、配達を申し込んだのだ。でも不勉強な私は知らなかった。生協っていくつもあるのね。前回「三階以上のところは個別配達不可」ときっぱりはっきり言われた生協は、今回加入したところとは別らしい。
今加入してる生協はマンションの十階でも大丈夫、だそうだ。う〜。そんなの知らなかったモン。まぁいいか。今はもう入ってるし。

いずれ買ってしまうだろうとは思っていたんだが、買ってしまった…おニューのMac。その名もCube。

ま、まだ注文しただけで、手元にはないんだけどね。
すっごいひさびさにローンなどというものを組んでしまいましたから、信販会社から「ダメよ〜ん」と言われない限りは大丈夫。ないとは思うがまさか。いや、まさか…。ドキドキ。

だって手持ちのカードで買うより、分割手数料少なかったから…めんどいとは思ったけども…でもなんだか“審査”されるのっていや〜んな感じ。特にわからんのが“居住年数”とか書く項目。
だってうち、引っ越したばっかりだも。
引越しが趣味の人とかだったら、不利なのか？もしや。

ああ何はともあれ、実際にご対面するまでは、安心出来ない。

仕事が休みとは言っても、病院へ行く日なのである。
病院へは注射をしてもらいにゆくので、ちょっとイタイけど、病院というのは結構面白い。
私が通うのは麻酔科なので、注射を打ったあとはしばらく横になっていなけりゃならない。で、横になってると自然と眠くなってくるものである。
ところがこの場所で眠ると、いつも決まってヘンな夢を見る。ハツカネズミとハムスターがたくさん点滴台の上に上っては落ち、上っては落ちする様子をただじっと眺めている夢とか、お腹の上あたりに赤ん坊がしがみついてすやすや寝てるのを、“誰の子かしらんが重いなぁ…”と思ってる夢とか。場所が場所だけに、何か関係してるのかな〜。ちょっちコワイかも。

一昨日の一日は、防災記念日だった。
じゃなくて、お父さんの誕生日だった。
今日はそのお父さんが我が家へやってくる。引越しのお祝いを持ってきてくれるのだそうだけど、私としてはお父さんの誕生日のお祝いも兼ねたいので、朝からあれこれと用意をする。

まずは肝心なのは料理。作ったのはこんなもの。
・里芋の皮をむいてゆであがったものを裏ごししてなめらかにする。
・生のエビを包丁で細かくしてすり鉢でなめらかになるまであたる。
・里芋とエビを一緒にして、塩コシヨウで適当に味をつけて、いしづきを取った椎茸につめる。
・片栗粉を表面に薄くまぶし、低めの温度の油でゆっくり揚げる。

ところが塩加減を少し間違えて、ちとしょっぱくなってしまった。ぐっすし。

それはさておき、お父さんはお兄ちゃんと一緒に来るとはきいていたのだけど、お兄ちゃんが子ども連れで来るとはきいてなかった。

これがまるで鬼のよーながきんちょである。

まず、家に入るなり、
「せまーーーーい！」
しばらく部屋にいてぐずっていたからどーしたと訊けば、
「だって、せますぎて、つまんない」
く〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ。うちは決して狭くはない。子どもだから本気ではないとはわかってるが、ムカつく。

お昼ご飯になって、子どもが食べれそうなものを別に作らなくてはならなかったので、ありあわせでオムライスを作った。
食うなり、
「まずすぎる！」
ぼけ〜〜〜。なら食うな。食わんでよろしい。
一発はたいたろかこのガキ。
と、思うものの我慢の子である（泣）

あげく、
「ねーおとうさん、どうしてココきたの？ねぇねぇ」
とぐずぐずいいだす始末…。

お兄ちゃん、お願いだから次来るときはひとりで来てちょ〜。

さて土曜日。仕事のまったくない週末ほど楽しいものはなし。

で、何をしていたかといえば、ゲーム三昧。この日は一日ゲームをするのだと心に決めていたのだ。誰がなんといおうとゲームをするのだルンルン。

…とはいうものの、ゲームもしばらくすると飽きてくるし、ご飯だって食べないと生きていけないので、気分転換に近所のスーパーへ出かけた。
実はスーパーマーケットというのは、私にとって鬼門だ。
いろんなものがあって楽しいので大好きなのだけど、何故かそこに足を踏み入れたとたん、当初の目的を忘れるのが常である。
目の前の色とりどりの商品に浮かれているうちに、自分が何を買いにきたのかさっぱりわからなくなる。
いきおい、わけのわからない買い物の仕方をしてしまう。

しかも今度の家はすぐ近くにスーパーが二軒もあるのだもの…。

でもこういう楽しみに没入するのも、何をしてもいい週末ならではだから、まぁよしとしておこう。

そしてゲームはまだ終わらない。何故かといえば、引越し前から封印していたゲームがゆうに８本はあるから…。

住む場所が変わると心境も変化してくるのか、最近切実に英語の必要性にかられている。

なんたって、海外サイトで資料を探すのには必須だし…やっぱ身銭切って、思い切って、英会話学校とやらに通うしかないのじゃろうか。
でも喋れなくてもいいんだよね私の場合。海外に行こうとか思ってないから。読めればいいんだよね。

問題は根気。

何かとか誰かとかに強烈に背中を押され続けてないと、続けられる気がしない。おぜぜを使うんだから無駄にはしたくないし。

次の問題はどこに通うのかってこと。沢山ゴロゴロありすぎて選びきれないもんじゃない？
でもってインターネットでなにか紹介とかないかと思ったんだけど、NOVAとかはインターネットサイト見つからないのよ。
持ってないのか？あんなに大手のくせに。なんだかこんな些細なことで不信感。

道のりは遠い気がいたします。

唐突に（でもないんだけど）恋愛観について考えてしまった。

ボトルメールというのをやっているのだけど、昨日受けとったボトルにこんなのがあった。
「誰でもいい、恋愛したい。33才独身・男」

私は“誰でもいい”という恋愛願望を持ったことがない。いつも“あの人と”と思う相手がいて、はじめてそれは始まった。だから、“誰かと”という感覚にどうも馴染めない。
誰でもいいの？恋の相手は。

「恋をしたい」「コイビトが欲しい」というのはわからないでもない。若い頃には恋に恋するなんて当たり前だし。

でも、３０を過ぎても人は恋に恋するものなんだろうか。それは未知のものに対する漠然とした憧れという、十代のソレとは違うような気もする。きっと具体例は持っているのだ。
だとすると、
「あの時の、あんな気持ちをもう一度」
みたいな憧憬に近いのだろうか。

いずれにしろ、まず人を好きになる、ということが前提にあるんじゃないかと思うのだ。そうでないと、単なるシミュレーションになってしまいはしないだろうか。

私が住んでいるのは東京都。
その都の代表である現都知事がキライだ。

今日なにやらニュースでマレーシア訪問について質問（詰問？インタビュウ？どちらともとれるような）されていたが、あまりに尊大で不遜なものいいに呆れた。
災害対策本部を設置したのも島訪問予定も気休めだとか、人をバカにしてるとしか思えない。信じられない、こんなバカなんでみんな選んだんだよ。
雰囲気だけで都知事なんて選んじゃダメじゃんよ。

マレーシア訪問は、三宅島噴火問題より“もっと大事な仕事”なんだってサ…。じゃ、休憩時間にリゾート気分味わっちゃダメじゃん。

“大事な仕事”なのはそりゃわかる。でも比較して“もっと”とつけるのは、人の神経逆なでするような言い方じゃないか。
こんな言葉に神経を使わない人間が小説家？だなんて（←いずれにしろ過去のことだけどね）。

大家さんちと我が家は同じ敷地内にある。一応住所も個別にある、独立した建物なのだが庭続きなので離れのような位置関係。
元々は大家さんの父上が、子ども夫婦を住まわせる為に建てたものらしく、当初は本当に離れだったらしい（今でもなごりに、母屋から直接繋がるベルの跡がある←現在は機能してない）。
一応うちにも庭があるのだけど、大家さんちの庭と、こちらの庭を小さな柵で区切ったようになっている。

その、うちとあちらの境のあたりにミョウガが自生している。
大家さんとの世間話の際に何気に
「ミョウガ大好きなんですよね〜。毎日食べてもいいくらい」
と話したら、大喜びの大家さん、それ以来庭のミョウガを度々採って下さる。
「うちの庭にいつの間にかに生えてたんだけど、私はあんまり食べないから勿体なかったの！」
とにこにこ笑顔でやってくる。
この大家さん、この五月に旦那様を亡くされたばかりで現在一人暮らしのご婦人である。
笑顔の愛らしいとてもかわいいおばあさま。

先日の汗臭い宴会の時も（＞失礼、該当する３人）
「お客様がいらっしゃるなら、花なんかあるといいと思って…」
と、お庭のお花を摘んでもってきてくださった。スヌーピーのコップを花瓶がわりにして。

うう、この方を悲しませるようなことはすまい！と心に誓う私でした。
（大家さんの前ではだからまだ猫かぶりもいいところ）
（ところでミョウガを食べると物忘れするとかいいますね。本当でしょうか）

月曜。やだなー仕事だよ。って、仕方ないか、仕事もしなきゃおまんまの食い上げだし。おもちゃも買えんし（←がちゃがちゃとか好きらしい）。

というわけでだらだら仕事には出るのだが、仕事場はある意味天国のような場所でもある。その理由は、涼しいこと。時々寒いくらいに涼しい。夏が天敵な私にはまさに快適な楽園。仕事さえなきゃね。
到着するなり、帰る時間を指折り数える不良社員である。

ああ、家が一番。休みの日ともなれば日がな一日家にいる幸福。外に遊びにいくより、家でうだうだしてる時間が一番しあわせ。う〜〜ん怠惰な人間に育ってしまいましたお母さん。

それにしても東京で一軒家なんかに（いや、借家だけど）住むとは思ってもみませんでしたよ。身分不相応もいいとこです←って、関係あるのか身分。←っていうか、身分ってどんな？←不良社員？←不良品の不良？←ああなるほど。

さらに関係ないけど、ある人の日記に「青春街道まっしぐら」と書いてあったのを見て、つい「青梅街道まっしぐら」と読んでしまい、おおローカルな話題、と思ってしまった私はそろそろ脳味噌が半分再起不能です。

晩ご飯は焼きビーフン。

日曜になって、ケーブルインターネットの工事の日がやってきた。
とは言っても工事は昼からなので、午前中は近所の探検をすることにした。自転車であちこち走り回る。

いわゆる住宅街なのだが、新興ではなく古い町なので、大きな敷地の古い家をよくみかける。総じて一軒家が多く、“いいお家”も多い。うちみたいな貸し家は少ないんじゃないかと思う（実際にはあるとは思うけど、見かけではわからないしね）。
人の家と庭で目一杯目の保養。緑が多いっていいなぁ…。
この近所には大きな公園もあるので、緑地には不自由しない。こんもりとした森もある。
川沿いの並木を通ると、すっと風が冷たくなる。うーん気持ちがいい。
などと思っていたのもほんの朝のうちだけ。昼に近くなるにつれ、じりじりと暑さが上まわってくる。堪え切れず自宅へ戻る。

さて工事は別に立ち会っていたわけではないので割愛して、いよいよケーブルインターネットの接続が完了！　おお、速い速い。こりゃ快適。会社では専用線なのだが、体感的には同じくらい速い。こりゃもおISDNは使えまへんな、へっへっへ。

でも取り敢えず、接続は確認しただけでゲームの続きにいそしむ（←RPGだからしばらくはかかりきり）。